安全ワークショップふりかえり

2020.02.25

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  • 体験学習

中学1年で実施している「安全ワークショップ」は、学校内で過ごす時間や登下校などの時間を、お互いが安心して快適に生活するためには、どのように他者と関われば良いのか、どのようなことが大切なのかを、共に考え、体験的に学ぶプログラムです。学期はじめの4月、9月、1月に実施しています。3回目のワークショップには、中学1年生の時に「安全ワークショップ」を受けた中学3年生の有志が、講師の方々と共にワークショップのファシリテーターとして参加しました。

安全3

有志の中学3年生には打ち合わせからワークショップの実施に協力してもらいました。ワークショップの最後には、中学1年生に向けてそれぞれコメントを残してくれました。中学3年生からの言葉は、中学1年生たちにしっかり届いていたように思います。

ワークショップを終えた中学3年生の感想を紹介します。

「客観的に中1の行動を見て、中1の時に安全ワークショップを受けることは大切なことだとわかりました。このワークショップを通じて学んだことをもっと活用していかなければならないとおもいました」

「今回協力隊として参加して、日々の行動において他人がそれをされてみてどう思うのかを考えることがすごく重要だなと思った。中1年の時に安全WSを受けた時は通学時のマナーを意識するようになったが、最近は疎かになったいたかもしれない。これからは通学時に限らず「新しい紳士」にふさわしい行動をとっていこうと思う」

「中学1年生の時に参加したイベントを運営側という別の面から見てみることで、参加側の時には気付かなかったことに気付けたのは興味深かった。協力隊として参加したことは本当に貴重な経験だった」

「僕の協力隊としての目標は「一年生に三年生はすごいと思わせる」ことだった。自分が一年の時にそう思ったから、その思いを受け継ぎたいと思ったからだ。結果どう思われたかはわからないが、自分が思ったように「二年後にああなれるとは思えない」と思われていたらうれしい」

「今回は1年生の手伝いという形で安全WSに参加したが、自分が中1の時に学んだこと、した行動を振り返ることができ、良い機会になった」

彼らの感想からは、中学1年生のためにワークショップに運営側として参加する中で、自分自身の中にも新たな気づきが生まれていることが分かります。中学1年生だけではなく、協力してくれた中学3年生にも豊かな学びの機会になったのであれば、大変嬉しいことです。

来年度以降も「安全ワークショップ」を体験した上級生が「安全ワークショップ」の実施に関わり、海城に入学したばかりの1年生と共に、安全快適に生活できる空間を作っていってくれることを願っています。

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